みなさんこんにちは!かごしまめがねです。
今回は4年ぶりに鹿児島県日置市日吉町で行われた伝統行事「せっぺとべ」にいってきました!
せっぺとべと聞いても何のことだかわからない人も多いかと思いますので解説します。
「せっぺとべ」とは、鹿児島県日置市日吉町日置及び、同市日吉町吉利で行われる御田植祭の一種。日置市により無形民俗文化財に指定されている。なお「せっぺとべ」は「精一杯、跳べ」と言う意味の鹿児島弁です。
今回はせっぺとべマルシェにも行ってきましたので是非最後までお楽しみください☆
せっぺとべが行われる田んぼ
せっぺとべ会場の田んぼ横に流れる川
開催場所概要
住所 鹿児島県日置市日吉町日置5301
電話番号 099-248-9409
開催時間 6月第1日曜 午前9時30分から
お問い合わせ 日置市商工観光課内「せっぺとべ活性化実行委員会事務局」
駐車場 現地日吉支所など複数あり
日置八幡神社、吉利鬼丸神社に行くまでの道
大王殿(デオドン)が現れた!
会場に早めに着いたため、まずは日置八幡神社の方向へ歩いていくと地域の方々がせっぺとべの手ぬぐいなど色々なものを販売していました。楽しいお話も気さくにしてくれましたよ!
赤いえんとつの家でコーヒーや食べ物を販売
神社の階段下にドドン!と超巨大な大王殿(デオドン)が現れました!
田んぼの神事を見守る。この大王殿はかつては秋の収穫祭の時期に現れていたが、現在ではせっぺとべに登場するようになったという。
近くで見るとかなりの迫力があります!

そろそろ始まりそうなので急いで田んぼへ!(; ・`д・´)イソガネバ
せっぺとべスタート
せっぺとべが始まる前の田んぼはコチラ。今年は晴天で大自然の中の田畑を見ているだけでも非日常な時間が流れて癒されます。

しばらく待っていると遠くの方から祭ばやしが聞こえてきました♪
更にデオドンも登場!神輿も後に続きます。

デオドンが着いたと同時に地元の若者たちが長い竹を器用に扱いながら畑を横断していきます!
風もあってかなりの重さになる竹を一本ずつ仲間と協力しながら田んぼへ落とさないように運んでいきます!


何回も落としそうになりながらも絶対に落とさない光景に観客からも大きな歓声が飛び交います!

そしてサプライズ登場!この右下に現れた後ろ姿はなんと!「日置市長永山市長」登場です。デオドンに続き市長まで…凄い祭りだ!
日置永山市長登場!いつもお疲れ様です

全ての旗などを運び終わると、なんの前触れもなく若者たちが円陣を組み田んぼで歌を歌い酒を飲みながらせっぺとべが始まりました!

足元の悪い田んぼで歌って飛び跳ねる姿には何か心打たれるものがあり凄く感動します!

なぜ田んぼで飛び跳ねるのか?そんな人へ解説すると…
田んぼの中の害虫を足で踏みつけて土を耕し豊作を願うもので。「せっぺとべ」とは、鹿児島弁で「精一杯跳べ」という意味。白装束に身を包んだ地元の若者たちが、歌を歌いながら田んぼの上を精一杯に跳びはねる。ということです。
円陣を組んで仲間たちとせっぺとべする様子

本当に次世代に伝えたい伝統のある行事だと感じました。今年は4年ぶりの開催。地元の伝統行事の復活に参加者も観客も沢山の人たちが喜んでいました!
せっぺとべマルシェ
午前11時00分から午後3時00分まで、日日novaにキッチンカーやカフェ、雑貨などのお店が大集合し、せっぺとべマルシェが開催されていました!

沢山のお客様でかなり賑わっていました!

建物の中では地元のカフェや特産品も多数あり、本当にどれも魅力的なものばかりで沢山買い物したくなってしまいます( ^^) _旦~~


マルシェ会場でも地元の方々が歌や踊りを見せていただきました!

まとめ
せっぺとべは毎年6月第1日曜に開催される地域の伝統行事です。今年は4年ぶりの開催ということもあり皆さん全力で楽しんでいたのが印象的でした!
私たち地元の観客や観光客も楽しめるお祭りに間違いないです♪せっぺとべマルシェなどもあり皆さんにも絶対おすすめしたい行事のひとつです!
地元の方々や関係者の皆様、準備など様々な手配、お疲れ様でした☆
そして楽しませていただきありがとうございました。来年もまたかごしまめがねは行きます!
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